タイ隊員との再会、初顔合わせ

先日、バンコクで隊員の活動状況報告会があった。
タイの田舎で生活していれば、普段ほぼ日本人と会わないし日本語を話すこともない。
なので、定期的にタイにいる隊員達が集まれるこの機会は、とてもワクワクするし同時に日本人がいるという安心感も覚える。
今回の報告会では、派遣されたばかりの隊員も数名いてフレッシュな感じだった。
自分が派遣された8か月前は隊員が11人、どんどん増えていく隊員の数を改めてみると、これだけ海外で貢献したい日本人がいるのもそうだし、それだけボランティアの需要があることも誇りに思う。
現在、タイには19人の協力隊員がいるのだが、タイ国内のそれぞれバラバラの県に住んでいるので、なかなか会うことができない。
なので、この活動報告会は隊員の皆と出会える貴重な機会なのだ。
今回は、派遣後一年経つ隊員の経過報告だった。
報告は結果を出したものを伝えることがすべてではない。
皆それぞれ悩みを抱えもがきながら、なんとか前を向き何か爪痕を残そうとする姿にはいろいろと感化されるものがあった。
同じ所で悩んだり躓くことに共感を抱き、悩んでいるのは自分だけではないんだと安心したり。
様々な感情が生まれるのがこのバンコク上京報告会なのだ。
むしろ皆、失敗談を求めているような気もしたし、それこそがこの海外協力隊の醍醐味なんだとも思う。
見つめ直す自分自身の協力隊活動

自分の活動を振り返ると、これまで7か月の活動がうまく行っていたとは言えない。
病院に来て、自分の席に座り、何もせずただ時が流れる日々が多かったように思える。
それでも今できる事を探しながら、現在は週間スケジュールを組んで活動している。
まぁ、そのスケジュールも一緒に付きそう職員が休みだったり、訪問先の患者がコロナに罹ったり、時には車で一緒に行くはずが忘れられ置いて行かれたりするのだが。
当日朝のLINEでスケジュール変更、何をするのかわからず不安なままどこかに連れていかれたりもしばしばある。
そんなことを繰り返しながら、何かポジティブな要素を見つけていくのだ。
今回の報告会もまた、自分の活動ですぐにできそうなことを見つけることができたので有意義な時間だったと思う。
そして、都会の喧騒を名残惜しく思いながらまた、田舎へと帰っていく。
なんだかんだでこのバンコク滞在でモチベーションUP中。




せっかくのバンコクなのでちょっと時間があればいろんな所に行ったりするのも楽しみの一つだ。。
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