人は環境に慣れるもの

あまり得意ではない虫
私はあまり虫や爬虫類があまり得意ではない。
そんな私は、この地に住んでからはヤモリと毎日同居している。
数日に一回は、蟻の大群と格闘している。
まぁ、日本でも虫や爬虫類はいるのだから仕方がないのだが。
なるべく遭遇したくないと思っていたが、でも、毎日いるものは仕方がない。
ちなみに、派遣前に行った訓練では、蚊の怖さについてみっちりと学んできたが、いまのところあまり蚊に遭遇していない気がする。
ヤモリも蟻も、他の名の知らない虫も、見かけたら対処、見かけたら対処を繰り返していくと、見慣れてくるもの。
人は環境に慣れるものと再認識、そして、もっと異国の地方都市で見たこともない虫に出会っている隊員も少なくないことを考えると、まだ、良いのかなぁなんて思ってみたり。
あまり強くないお腹
日本にいたころからあまりお腹は強くなかった。
牛乳飲んだら必ずくだす。
水分取りすぎてもくだす。
こちらに来てからも、食べ物を気を付けていたが、何気なく氷入りの水を飲んだって平気になってきた。
いや、ちょっとはくだしているのだが、くだしたって一時の事だと割り切る気持ちを持つようになってきた。
でも、毎日食べる屋台の衛生環境、特に、明らかに使い古しのタオルで調理後の鉄鍋を拭いてすぐ、次の注文に取りかかったりっていうのを見ると、これで腹壊したくないなぁ・・とちょっと躊躇する。
結局、何が原因で腹を下しているのか見極められていないので、一品ずつ、一調理ずつ、見守っているのが現状だ。
そのうち、どうでもよくなって来たりして。
少しずつタイ人と交流の輪は広がっているが・・・

あまり上手く返せない突如始まる日常会話
外国語を学んでいる人ならわかるかもしれない。
ちょっとその言語を理解出来て簡単な会話が可能になってきた状況でも、突如始まる脈絡のない日常の質問には、聞き取れず理解できないことがある。
どういうことかと言うと例えば、
- 『レストランにて』→注文するor値段を確認するなど
- 『初対面のあいさつ』→自分の出身、自分の仕事経験、趣味など
- 『朝の会話』→昨日何時に寝たか、今朝何時に起きたか、ご飯食べたかなど
これらは状況で理解できる。
しかし、ふいに飛んでくる質問は、前置きがないので何の話だか理解できず「ん?何の話?」とほとんど聞き直すことになる。
例えを出すこともできないくらい、その時の会話を理解出来ていない。
それが今、自分の中で悔しい。
まだ1対1であれば理解しやすいのだが、多数でしゃべってる中に突然自分に飛んでくる質問は、「え?今自分に聞いてる?」と解らない時もある。
これは、名前を呼んでくれることで改善されているが、今はこの状況がクリアできればもっと楽しいおしゃべりタイムを共有できるのになぁと思う。
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