要請内容とは違う活動こそ活きたニーズなんだ
タイのスラートターニー県にある任地に来てから2か月が経った。
これまでやった活動と言えば、ウクレレ弾き語り。
来た当初から継続して週2~3回行っている。
詳しくは、以前のブログで↓。
ウクレレの弾き語りは、海外協力隊に応募した時点、訓練所で確認した時点での要請内容とは違う。
コロナの影響が大きいのだが、それでも全く何もできないわけではなく、自分ができる事がこの場所に一つでもあるという事をありがたく受け止めている。
そこにはニーズがあるのだ!と思うようにしている。
実際に患者たちが歌を聴いてくれているのかはわからないが。


最近、タイ語の歌を覚えるようになってきた。
これまで日本語の歌で歌ってきたときと比べ、やはり、タイの歌を歌った方が受けが良い。
当たり前だったが、その国に入り、その国を知ることが重要だと、認識させられた。
タイの歌を覚える利点は、タイ語の勉強ができるという点、同僚とのコミュニケーションのネタができる点にもある。
- どんな歌がいいか、タイ人のみんなが知っている歌を同僚に聞く。
- 覚えようと必死に、紙にタイ語を書き、発音を書き、わからないところは同僚に聞く。
- その歌を披露して、改善点を同僚に聞く。
今自分ができる事はこれだと思っている。
10日間で7曲のタイ語曲を覚えたのは、我ながらハイペースだと思う。
今は、タイPOPの曲を聴くことも楽しいし、覚えることも楽しい、歌うことも楽しい。
客観的に素晴らしいモチベーションだと思う。
「この町に日本人がいましたよ」と言う証を少しでも残したい。
そのために、今できる楽しいことに集中。

この先を見据えて何ができるか?
ただ、このまま言われた通りにウクレレを弾き語っていればいいとは思っていない。
少しずつでも違う事、この地域のことや住む人々のことを知りたいと考えている。
いろんな店に飛び込んでみるし、話しかけやすそうな雰囲気なら話しかけてみる。
と言っても、そんなに大きな街ではないので、店回りももうそろそろ1周しそうな感じ。
もうちょっと行動範囲が広がればいいなと思う。
この国の隊員は赴任3か月を目途に、自転車利用の申請ができる。
まずは、3か月を乗り切ることが目標。
そして自転車に乗るんだ!
行動範囲を広げて、まだ見ぬ景色、まだ会わぬ人と出会うんだ。
と、まだ、ポジティブな気持ちは続いている赴任2か月。
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