タイで1人暮らしの基本はキッチンなし
JICA海外協力隊員として活動する多くの人たちは自炊生活をしていると聞く。
外食をすると言えば値段が張るイメージがあるかもしれないが、タイにおいては3食とも外食と言う人が多い。
そもそもタイでは、実際に一人暮らしの部屋にキッチンがないことも多く、そもそも自炊できる場所がない。
私の家にもキッチンはなく、自炊する設備は整っていないが、それでも何とでもなるのがこのタイ。
朝の店、昼の店、夜の屋台と時間に応じてちゃんと毎日外食できるようになっている。
外食=高価、贅沢と言う感じの日本であるが、タイの外食は大衆向けのリーズナブルな価格である。
例えば、豚肉と野菜炒めのご飯。
これで40バーツ(約140円)。

焼きそばと豚串。
合わせて30バーツ(約105円)。

一食が大体この値段で食べることができてしまうので、むしろ自炊の方が高くつくとも考えられる。
タイのどこの地域に行っても、タラートと呼ばれる市場や屋台があるので、毎日こういった食事を食べている。
朝・昼・晩の食事
一日の食事例を紹介。
朝:
基本的にパン食。正直、パン屋は少ないし、出勤前からやっているパン屋はないので、前日の夜に買っておくことが多い。

また、セブンイレブンのホットサンドが好きでよく買う。なにしろ、店内で焼いてくれるのがありがたい。
日本と変わらないほどコンビニがいたる所にあってくれてありがとうタイと言った感じ。

また、カオニャオマムアンと呼ばれる、もち米とマンゴーを合わせた食べ物は本来デザートとして食べられるのだが、なにせ容量が多くて、食後のデザートとしては多いので、朝食として食べる時もある。

時間がある土日などは、タイの文化を知る朝食レストランに行ってみたりもする。
DIMSUM(点心)は、タイのスタンダードな朝食の一つ。

大量の皿から自分で好きなものを選べる。
朝からこのような中華のお店に行くタイ人も多く、朝食レストランはにぎわっている。
昼:
仕事のある平日時は、朝やっている屋台で買っていくことが多い。
時々、同僚と一緒に店に食べに行ったりもするが、昼になってから外に出て何か食べに行く事はあまりしないらしい。
なぜなら暑いから。
なんともタイらしい。




どこで何を食べても日本人が好きな味に出会うのがうれしい。
もちろん辛い料理を避ければだが。
職場から家に帰るまでの間に連なる屋台の中で毎日いろいろ吟味し(毎回2~3周はする)、ご飯や果物、デザートを買う。




ドラゴンフルーツとオレンジ
わりと田舎のこの地域でも、屋台の数は50はあるだろう。
毎日選択肢があるのはやはりうれしい。
食べ物の宝庫タイランド
まだまだ食べたことのないタイ料理がたくさんある。
本当に食には飽きない国だと思う。
まぁ一つだけ言えば、日本人にとって料理の大半が辛いと感じる事。
大体の料理に唐辛子が入っている。
果物にも砂糖と唐辛子が合わさったものがつけられてくる。
そこまでして辛いもの食べたいのかと思うが、全然平気なようだ。
大体、お店の人は、外国人は辛い物は苦手でしょう!?とあまり辛くなくしてくれるのだが、それでも火を吹き、汗だらだらになるほど辛い。
ホント感覚が違う。
せっかくだから、ちょっとずつ辛い物に挑戦している。
コメント