タイ文字の勉強 子音を覚えるにはコーカイ表で
タイ文字の子音には44字あります(うち、2字は現在使われていません)。
そのタイ文字の一つ一つを覚えるのは大変ではないですか?
しかし、しっかりとタイ文字と向き合うと、意外と覚えることは難しくないんです。
子音の覚え方をマスターすればタイ人とのコミュニケーションにも役に立ちますので、この機会に覚えましょう。
- タイ文字の子音を覚えるには、コーカイ表を使うことでより完璧に
- 文字と単語を覚える一石二鳥な表
子音の覚えを深める「コーカイ表」
子音の学び方についてはこちらを参考にしてください。
タイ文字子音の覚え方表:https://overseas-sw.com/taimojisiinnoboekatahyou/
最初に文字を子音グループごとに覚えてから、コーカイ表を使ってさらに深めると効率よく学ぶことができます。
ただ、一文字ずつ覚える方法では頭に入らないという方は、コーカイ表から始めるという方法もあります。
コーカイ表って何?

そもそも、「コーカイ表」って何?

コーカイ表とは簡単に言うと、日本語の「50音表」のことだね。タイにも文字を覚えるための表があってタイの子供はコーカイ表で勉強するようだよ。
幼少時に絵付きの50音表をトイレに貼ったりしてませんでしたか?
タイの幼児や小学生はこのような↓コーカイ表を使って文字を覚えているそうです。↓
画像で検索してもらうと、幼児用の絵付きのものがたくさん出てきます。

なんで、コーカイ表っていうの?
タイ文字を覚える時に最初に出てくるのが「ก」の文字。日本語なら「あ」ですよね。
このก[k]を覚えるのに「コーカイ」と言って覚えるから「コーカイ表」なんですね。
「50音表」なら最初の段を取って「あいうえお表」とか言いますよね。
※ちなみに[k]は発音記号を示しています。

「コーカイ」ってどういう意味なの?
分けて考えると、
ก(コー)[kɔɔ] ไก่(カイ)[kày]
ไก่という単語に入っているกのことですよ!
っていうことを言っているんですよね。
ちなみにไก่は、ニワトリという意味です。
日本語で言うなら、例えば、アヒルの「ア」と言うことですね。
※ちなみにก[k]という子音だけでは発音できないため、コーカイ表すべてに[ɔɔ]つまり「オー」という母音をつけてこの場合[kɔɔ]「コー」と言います。
コーカイ表が一石二鳥な理由
コーカイ表が使えるメリットは、文字を覚えながらにして単語が覚えられるということです。
例えばกの文字を覚えるのにไก่という単語も併せて覚えられるわけですから。
日本語でも、アヒルの「あ」、いぬの「い」、うしの「う」などと小さい時は単語と合わせて覚えませんでしたか?
同じ理由で、語学習得に必要な単語を覚えることができるんですね。
ただ一点注意、この表は昔から使われてきたため、今の日常生活では絶対使わないじゃんという単語もあります。
結局、コーカイ表は使える覚え方
なんで、このコーカイ表使って覚えなければならないんだろう?最初私が、タイ人講師からこれで覚えた方がいいと言われたときは、めんどくさいなぁーという感情が先に立ちましたが、まとめてみると必要性をより実感しました。
全部日本語で考えると理解しやすくないですか。
結局覚えておいて損はないんですよね。
ไก่のก、カイの「コー」、ニワトリの「に」、結局こう言いたいということ。
それでは↓このコーカイ表をもとに覚えてみましょう!
タイ文字子音のコーカイ表:https://overseas-sw.com/ko-kaihyou-taimojisiinn/
あーすっきり。
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