1年経つのが早い~JICA協力隊隊員として思うこと

海外協力隊

2021年度1次隊&7次隊のタイ隊員たちが帰国する。

本来なら私もこの時期に帰国する予定だったが、人生最大の大怪我により派遣時期が遅れてまだタイに残る。

2年半前、二本松訓練所から知っている者もいたので、海外協力隊としての活動を終え帰国する彼らの姿を見るのは感慨深い。

「1年経つのが早い」のが感覚だけではなく本当である理由

年を取るごとに1年が経つのが早く感じると思うことは無いだろうか?

これは、ジャネーの法則という理論からも説明されていて、人間は子ども時代よりも年を取るにつれて時間の感覚は短く感じるということが法則として言えるようである。

例えば、以下のように1歳の365日は40歳の9日に当たる感覚なのである。

1歳365日
5歳73日
10歳37日
15歳24日
20歳18日
30歳11日
40歳9日
50歳7日
60歳6日
70歳5日
年齢と体感時間・・ジャネーの法則より

道理で時間が経つのは早いわけだ。

1年が9日しかないと思うと、1日も無駄にすることはできないと思い直す。

元同期隊員の帰国

今回の帰国する隊員達とはかなりの時間を共に過ごした。

彼らの任地に赴き、どのような活動をしているか観ることができたし、自分にはない考えや行動を持っていて尊敬できる面がたくさんあった。

また、自分の考えを聴いてもらう機会も多くあったし、切磋琢磨できる素敵な同志に巡り合えたと思う。

彼らの2年間=私が派遣期間1年9か月(現在)、タイで共に過ごした日々は改めて考えると短く感じる。

もっと、話しておけばいいと思ったし、もっと、会っておけばいいと思った。

往々にしてこんな風に終わりしなに感じるもの「後悔」である。

それでも、前を向いてあと3か月ちょっとのタイ生活を充実させようそんな風に思った。

彼らの帰国報告を聞き、30名近くになったタイ隊員達のとの懇親会を行った。

自分も懇親会の中でウクレレを持ち沖縄ソングを歌うバンドを作り披露して、楽しく過ごせたことで今後の活動のモチベーションが上がった。

それと同時に新規隊員が派遣されてきたことで、新しい風を感じ、自分の居場所を探すことに苦労する感覚に陥った。

ちょうど、高校2年から3年に上がる時のような感覚。後輩からの突き上げと、何か成果を残さないといけないというプレッシャーを感じる時期。

このタイ生活を人生の中の大きな転換期であったと言えるよう、後3か月過ごしていきたい。

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