タイ語初心者へ効果的な単語の覚え方を伝授
タイ語のみならず、英語やスペイン語、フランス語、中国語など、語学を習得するうえで、単語の勉強方法については皆さん考え、そして悩むことだと思います。
人によって単語を覚える方法には様々あり、人によって言うことが違って何を参考にしたらよいのか迷うこともあるのではないでしょうか。
私も、タイ語を勉強するうえでどのように単語を覚えたらよいか試行錯誤しましたが、現時点で一番はこれだというおすすめの方法を見つけましたので紹介します。
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単語の効果的な覚え方

結論から言うと、私が伝えたい効果的な単語の覚え方は、何を使って勉強するかはではなく、どのように勉強するかです。
つまり、歩きながら単語を覚えることです。
様々な研究結果からも運動と記憶の関係については効果が立証されています。
歩きながら単語を聴くことは、英単語を覚える方法の一部として有効なアプローチの一つです。これにはいくつかの利点がありますが、その効果は個人によって異なることがあります。以下に、歩きながら単語を聴く方法の利点と注意点をいくつか説明します。
利点:
- 多重感覚の活用: 歩きながら単語を聴くことにより、視覚と聴覚が同時に刺激され、単語の理解と覚えやすさが向上することがあります。
- 時間の有効活用: 通勤や散歩中などの空いた時間に単語を聴くことで、無駄な時間を有効に活用できます。
- 繰り返し学習: 単語やフレーズを繰り返し聴くことで、記憶に定着しやすくなります。
- 聴解力の向上: 聴力を鍛える助けになり、実際の会話やリスニングテストに役立つことがあります。
注意点:
- 集中力の確保: 歩きながら単語を聴く場合、安全に歩行することに十分な注意を払いつつ、単語に集中する必要があります。交通ルールを守りましょう。
- 適切な音量: 耳に負担をかけないように、適切な音量で単語を聴くことが重要です。
- 多様なアクティビティ: 単語を覚える方法として、歩きながら聴くだけでなく、他の方法(読書、書き取り、会話練習など)を組み合わせることが効果的です。
- コンテキストの提供: 単語やフレーズを単独で聴くのではなく、それらを文脈に組み込んで学習することで、理解と覚えやすさが向上します。
歩きながら単語を聴くことは、単語の覚え方の一部として有用ですが、他の学習方法と組み合わせることで、より効果的に英語を習得できるでしょう。個人の学習スタイルや目標に合わせてアプローチを調整することが重要です。
歩きながら勉強した理由

私が歩きながら単語を覚えようと思ったのは、特に研究結果を立証しようとか言う感じであはありません。
タイ語の単語を覚えないとちゃんとしたタイ語を聞き取れないよなぁ・・・という気持ちと、熱帯夜が続いてちょっとでも涼むために夜に外の散歩をしたいなぁ・・・という気持ちが重なったためです。
静かな夜の公園や川へと歩きながら、スマホから聞こえる単語を同じように発音しながらその日本語の意味を答える。
実際やってみると、散歩と学習を効率よくできる方法だなぁと思っただけなのです。
歩きながら単語を覚える効果

歩きながら単語を覚える効果についてですが、これは最初、家で座りながら覚えている時と外で歩いている時を比べようと思っていたわけではないので、正確には表せませんが大体このような感じです。
- 家で座りながら:1割程度
- 外で歩きながら:37%
このパーセンテージについては、私はのちに説明する単語帳アプリを使いながら勉強しており、その単語帳アプリ内に表示されていた覚えた(日本語訳を正解した)パーセンテージの記憶です。
ちなみに次の日も同じように歩きながら単語を覚えていると44%に上がりました。
また、現在歩きながら覚えている単語は、2か月前に1度単語帳アプリに登録し何度か覚えたことのあるものを、2か月経ってから振り返ると完全に忘れていたという約400単語を抜き出したものです。
つまり一度は忘れてしまっていたものが、歩きながらもう一度学習することで思い出す効果が上がったといえると思います。
感覚として歩いた方が覚えられると感じたその後、この効果をなにか証明するものはないかと検索しました。
そして、メンタリストのDaiGoさんなども自身のYouTubeチャンネルで運動と学習の関係について紹介しているものなどを見つけたことで、私の単語の覚え方は理にかなっていたんだと知ることができました。
なので、実践結果と研究結果からこの方法はおすすめできるといえます。
単語は文章で覚えるべき?

英語を勉強している方、特に大人になってから改めて学んでいる人などは、「単語を覚えるには文章ごとに覚えるべき」なんて聞いている人もいるかと思います。
私は、実際英語を覚える時は最初、単語ごとに覚える方法もやっていましたが、それだと定着しにくいとか実際の会話では使えないとかいろいろなデメリットを留学時の英語教職者は言っていました。
そこから1文を自作しながら覚えていく方法や、あらかじめ英語本にある文章を覚えたりしていましたが、確かに、英語を学んだ時には文章で覚えている方が後々からも頭に残りやすい感覚はありました。
ただ、タイ語に関してはこれは英語などと違い、単語を並べるだけでも通じてしまう言語なので、個人的には「単語」で覚える方法でも十分効果があるのではないかと思っています。
もちろんタイ語にも文法はあるので、例えば副詞や接続詞などの単語を覚える際は文章の方がいいのですが。
つまり、自分なりの覚え方の使い分けをすることで学習効果があります。
ということで、単語を重点的に覚える際の、私が使用しているおすすめ学習素材を紹介します。
おすすめ単語学習素材

皆さん、単語を覚える方法は単語帳ですか、それともひたすら何度も紙に書きますか?
人それぞれ覚え方はあると思いますが、私が今回紹介する方法では、単語帳アプリを使っています。
もし、運動しながら覚える方法をとるならこれが一番だと思います。
※ただ歩きスマホは危険なので注意してください。
単語帳(Word Holic)を使って覚える
私が単語を勉強するために使用しているのは、『 自分で作る単語帳 WordHolic!』というアプリです。

自分の好きなようにカスタマイズできるシンプルな単語帳です。
もちろん無料です!
カスタマイズできるということは、英語だけに限らずタイ語でも単語帳として使えるというわけです。
もう、紙の単語帳を使わなくてもいい時代なんですね。
実際に私はこのように使っています。


表面にタイ語を入力し、その入力面をタップすると裏面に変わります。
(もちろん、このタイ語と日本語訳に関しては自身で入力する必要があります。)
表面では、音声ボタンを押せば発音も聞けるというもの。
タイ語の発音も同時に勉強できるので、表面にタイ語を入れています。
発音の勉強もできる単語帳は優れものだと感じます。
このほかにもテスト機能や復習機能などいろいろな機能があるので、単語の勉強方法に苦難しているかたは一度こちらを試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
歩きながら単語を覚えること で、学習効果のUPを目指そうという勉強方法でした。
実践での体感と結果から研究を裏付けに使うことで、自分の勉強方法について自身につながります。
そして、外を歩くことが楽しくなります。
もう一つ言うと、記憶の定着には一定時間の「何も考えない時間」が必要だということです。
何も考えない時間とは、つまり寝る時間です。
となると、記憶の定着には寝る前の復習がいいという研究報告があります。
(寝る前のスマホは翌朝の憂うつ感につながるので注意してくださいね)
この私自身の研究からも、夜に単語学習をすることの効果が図らずも証明されたことになります。
なので先ほどの効果につけ加えると夜に散歩をしながら単語を覚えることがいいといえます。
※注意
ただし、夜道には危険も伴いますので、場所を考えながら試してください。
【参考】
単語を勉強する以外にも、「聞く」「話す」「読む」「書く」の勉強方法も効率よくするべきですよね。
記憶の定着には覚えた単語を書く、タイ語ノートの作り方も参考にしてください。
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